春や秋のお彼岸シーズンになると、家族みんなでお墓参りに行くのが一般的ですよね。そこで気がかりなのが、『お布施をどうするか?』という点。
直接行って供養してもらえるのであれば、その場で渡すので分かりやすいですが、諸事情で行けないけど「お布施を郵送で送っても良いの?失礼にあたらないの!?」という疑問も湧いてきます。
お彼岸は毎年3月中旬と9月中旬にやってくるモノで、私も他人事じゃないので詳しく調べてみました!
- 郵送しちゃって問題ない?
- 電話連絡するメリット!
- 同封するのは何が必要?
- お布施の金額はいくらが相場?
- 忘れがちなモノって何?
- 気を付けて欲しい注意点!
- どんな封筒が適している?
- 添え状の例文紹介!
などもまとめているので、デリケートな悩みを解決しちゃいましょう〜!
お彼岸のお布施を郵送するのってアリ?
まず結論から言うと、お布施を郵送するのはアリと言えます。
正式にはお布施は、読経をしてもらった後に直接お渡しするモノ。
ただ人それぞれ色んな事情があるので、現実的には「毎年のお彼岸シーズンに直接お墓に行けないけど、お経を読んでもらって先祖を供養して欲しい」というケースも少ないないんですね・・
私も色んなイベントや用事が重なって行けないという事がありました
特に県外など遠方に住んでいる人は、想いはあっても現実的にはなかなか難しいですよね〜・・^^;
最初に電話連絡するのもアリ?
家によっては法要など毎回同じ寺院に依頼しているケースも多いと思いますが、その場合は名前を言えば「○○さんですね」という感じで、先方も分かるかなと思います。
そして電話だと話しも早いので、お布施を郵送で送る旨を伝えておくとスムーズと言えますね。
そうすれば、文面の始まりも「先日、お電話しました○○と申します」という感じで始めれるので、お互い分かりやすいと思います!
郵送では何を送ればイイの?
郵送したい内容によりますが、一般的には、
- お布施(現金)
- 郵送で送る理由を書いた手紙
の2点で問題ないと思います。
またお寺さんによっては、郵便振替にて受け付けている寺院もあるので、気になる人は電話で確認してみても良さそうですね!
特に寺院や菩提寺の中に振替先口座などを提示しているトコは、了承してもらえる可能性が高いと言えます。
最近はこういう冠婚葬祭系もデジタル化しているので、利用出来るケースは利用した方がスマートかなと思います^^
金額はいくら包めばイイ!?
あまりおおっぴらに人に聞けないけど、気になるのがお布施の金額ですよね。
コレはケースバイケースなのですが、
- 個別に供養や法要を依頼 ⇒ 3万〜5万
- お寺で開催される合同の法要に参加 ⇒ 3千〜1万
というのが相場の金額になるので、この辺りなら常識の範囲内と言えますね!
ただ、今まで支払っていた金額の相場が分かっているのであれば、そちらで問題ないと言えますので、あくまで参考程度にしてみてください。地域やそのお寺との関係にもよって変わって来ますので、・・^^;
あまり知らないと「金額が少ないと悪いんじゃないか?」と思ってしまいますが、元々お布施は「供養して頂き、ありがとうございます!」という感謝の気持ちから来ているモノですので、あまり気にしなくても
お布施以外にもお金は必要!?
お寺ではなく指定のお墓でお願いする場合は、御車代として3千円〜5千円を別に渡すのが普通ですので、お布施とは別の紙に包んで送ると良いと言えます。
分かりやすく言うと、現地までの往復の交通費ですね。
更に『卒塔婆(そとば)』と呼ばれる、故人を供養するための文字が書かれた細長い木の板をお願いする場合は、別途3千〜1万くらいを包むのも忘れずに。
一部、浄土真宗などでは卒塔婆を立てない場合もありますが、通常は立てると言われているんですね。
ついやっちゃいそうな注意点!
注意点としては、お布施とは別の封筒に入れて渡すという点!
ついつい「同じお金だから・・」と一つの封筒にまとめて入れたくなっちゃいますが、それをしてしまうと住職さんからしてみると「お布施は受け取ったけど、他のはなかった」という風になりかねないので、要注意です・・^^;
お布施を包む封筒はどんなのがベスト!?
お布施を包むのには、郵便局で販売している現金書留封筒を使うのが無難言えます。郵便局であればそのまま窓口から送ってもらえるので、安心ですね!
もしそれ以外の封筒を使用する場合は、水引(みずひき)のない真っ白い封筒を使用してください。
水引というのはあまり聞き慣れないですが、慶事用の封筒によくあるリボンみたいな飾り紐の事です!一番分かりやすいのは、結婚式にご祝儀袋にある大きいリボンですね。
正直、水引があるかないかは小さな違いですが、使い方を間違えると失礼にあたるので、気を付けてくださいね〜
添え状の文面はどうする?
お彼岸の場合、お布施の表書きとして『御布施』や『お布施』と書くのが一般的と言われています。
ただ、特に表書きの部分を書かないと無礼というワケでもないので安心してくださいね。あれば尚良いという感じですね^^
そして使用する墨は薄い墨ではなく、通常の黒い墨を使用するのが無難です!
例文はコチラ!
拝啓
花の便りが届き始める季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
この度、私事なのですが、春のお彼岸にお墓参りに出向く事が出来なくなってしまいました。
誠に勝手とは存じますが、我が家のお墓の読経をお願いしたいと思っております。
本来であれば直接お墓まで出向かなければならないですが、何卒お願いいたします。
今後、お寺を訪問出来る機会がございましたら、改めて住職様に挨拶させて頂きます。
以上、大変お手数ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
コレは一例ですのであくまで「こういう感じなんだ」と、参考として捉えてみてくださいね!
まとめ
お彼岸のお布施について詳しくみて来ましたが、郵送で送っても問題ないという事が分かりました。
最近は、地方のお寺などは過疎化が進んでいるので、本来であれば正式ではないケースにもかなり対応してくれる場所も増えていると聞きます。東京などの都心を除いては段々と人も減っているので、業界も色々と変わりそうですよね〜
こういう日本独特の文化は個人的に好きですが、時代とともに柔軟に変化していって欲しいなと思います^^
という感じですが、悩んでいた方の参考になれば嬉しいです!

【意外と知らないイベントネタ】
※お彼岸のお布施は郵送でもOK!?注意点って何??
※新入社員の悩み!仕事ができない時の5つのアドバイス!←人気記事
Leave a Reply