意外に、赤ちゃんってよく風邪を引きますよね。でもよく流行る夏風邪って、普通の風邪とは全く違うみたいなんです!
これから本格的に暑くなると、ついつい大人も夏風邪を引いてしまったりしますが、赤ちゃんの夏風邪って、いったい何が原因なんでしょう?
かわいい赤ちゃん、つらい熱風邪を引かせないように気をつけることは何なのか、調べてみました!
- ズバリかかってしまう3つの原因まとめ!
- あっという間に出来ちゃう対策って何?
- どんな症状があるの!?
- 新生児は特に○○に注意を!
- 5つの対処法も紹介!
- 実は夏風邪にもメリットがあるって本当!?
などもまとめているので、あたふた慌てないで済むように要チェックです!^^
赤ちゃんが夏風邪にかかる3つの原因!
夏風邪って一言で言いますが、具体的にはどんな症状を指しているのでしょう?
夏風邪は、その名の通り「6月ごろから10月ごろまでに引いた風邪」を夏風邪と呼ぶのだそうです。でもその夏風邪は、冬に引く風邪とはちょっと違っているんですよね。
いつもより長引きやすかったり、下痢をしやすかったり。そんな夏風邪、一体何が原因なんでしょう?今回は3つについて掘り下げているので、順番に詳しく見て行きましょう!
①ウイルスに感染している
まずイメージしやすいウイルス。それもアデノウイルスやエンテロウイルスといった、お腹で繁殖しやすい種類が多いそうです。なので、下痢症状が起きやすいんですね。
夏風邪は「下痢が続きやすい」という厄介な特徴もあるので、『具体的な目安』や『対処法』を知っておきたいトコです。
またヘルパンギーナや手足口病といった病気も、一般的には夏風邪に分類されています。こういった、喉奥で繁殖するウイルスが多いのも夏風邪の特徴。咳や高熱もよく出ます。
長引かないよう赤ちゃんの様子をよく見て、早めにお医者さんにかかりましょうね!
②体を冷やし過ぎている
赤ちゃんは大人と違って、まだ体温調節が下手っぴなんです。なので、エアコンで冷やし過ぎちゃうと、体がすごく冷えてしまうんですね!
ママさん達、「赤ちゃんの肌着は大人より一枚余分に!」と言われませんか?熱中症も怖いですが、体の冷やし過ぎもよくありません。
エアコンの設定温度は高くしてあげてください。大人の感覚の「涼しい」は、控えめにしてあげた方が良さそうですね^^ 赤ちゃんのためにもなって、健康的とはまさに一石二鳥と言えます!
③免疫力が低下している
夏の高温多湿には参っちゃいますが、こういった室内外の温度差などで、低くなりがちなのが免疫力。これも夏風邪を引き起こしていたんです。
暑くて何となく食欲が出ないのは、大人だけじゃありません、赤ちゃんも同じ・・・(´;ω;`)
温度差などで疲れているトコロに食欲がなく食べられないでいると、ウイルスが取り付きやすくなってしまいます。
なのでなるべく、
- 基本的にエアコンなしでの生活に慣れる
- 暑くなり過ぎたタイミングのみで上手に冷房を使う
- 十分に栄養を摂る
などをして、免疫力の低下を避けるようにしましょう!
赤ちゃんの具体的な症状!
赤ちゃんに出る夏風邪の症状、それは、まずはやっぱり高熱。大人でもキツいレベルの38〜40度近い熱も出てしまうんです・・^^;
そして、
- 下痢
- 咳
- のどの痛み
- 鼻水
- 頭痛
など多岐にわたるんですね。
先程も少し紹介した夏風邪の一つ、ヘルパンギーナや手足口病は高熱の後、口内に水疱ができたりもします。多いケースでは数十個も見つかりビックリしてしまいますが、症状が落ち着くにつれてキレイに消えるのでご安心を^^
赤ちゃんの元気がなく、熱が高いようなら夏風邪の疑いありです。熱があっても元気な赤ちゃんもいますから、ぐったりしている、いないにかかわらず、高熱が出たらお医者さんにかかりましょう。
長引くのも夏風邪の特徴の一つ。大事な赤ちゃん、早く元気にしてあげましょうね!
生後4ヶ月以内は要注意!
まだ生まれたばかりで、抵抗力の弱い新生児の時に高熱が出るのはとても怖いことです。熱によって急激に体力が奪われ、病気が悪化することも珍しくなりですからね・・^^;
発熱がある場合には、すぐにお医者さんにかかりましょう!様子を見てもらうだけでも安心できますよね。
夏風邪の効果的な5つの対策まとめ!
一般的に「長引く」と言われている夏風邪と早くバイバイするために、おうちで出来ることは何なんでしょうか?
今回は5つまとめてみたので、チェックして行きましょう!
①こまめに水分補給をする
小さい子供の体の水分量は大人より多い約70%で、新生児は何と80%といわれています。一見良さそうですが言い換えると、脱水症状も起こしやすい体であるということ。
ただでさえ汗で体の水分が奪われやすい夏に、夏風邪で高熱が出たり下痢になってしまったりしたら、もう大変!
薄めのスポーツドリンクや麦茶をこまめに飲ませてあげて、脱水を防ぎましょう。ミルクを飲んでいる赤ちゃんは、少し薄めに作ったり、赤ちゃん専用のイオン水なども優しいみたいですね。
②熱があるときは、体を適度に冷やす
暑い気温の中、熱が出たら大人でもグッタリちゃいますが、それは赤ちゃんとて同じこと。
おでこや首筋だけではなく、脇の下など熱のこもりやすいところを適度に冷やしてあげましょう。
簡単なシートタイプの貼る熱冷ましは、熱でジェルがゆるんでずれてしまったりして危険なことも。冷水で絞ったおしぼりや水枕などを上手に利用しましょう。
③ゆっくり眠る
体力の回復には、まずじっくりと睡眠を取ることも大事。そのために室温は冷やしすぎない適温、28度程度をキープし、赤ちゃんがぐっすり眠れるようにしてあげましょう。
- 「熱があるから」 ⇒室温を下げる
- 「じっくり汗をかくように」 ⇒ 暑いままにしておく
とするのは一見問題なさそうですが、実はどちらもNGです!ゆっくり眠ることで体内で抗体がウイルスたちと戦い、治りを促してくれますよ〜!
④十分な栄養をとる
ヘルパンギーナや手足口病になると、口の中が痛く、なかなかモノを飲み込むことが難しいかもしれません。でも体力をつけるためにも、免疫力を上げるためにも、栄養をつけることが大事です。
ちょっと古典的ですが、リンゴのすり下ろしなどの、ビタミン補給ができる口当たりのいいものを食べさせてあげましょう。消化のよい栄養のあるもので、なるべく柔らかいもの(おかゆなど)がおすすめです。
⑤汗の始末をする
「風邪の汗はかく程良い」と言いませんか?体の中で抗体がウイルスと戦っている証拠ですよね。発熱もウイルスをやっつけるためとも言えますからね。
このように風邪を引いているときには汗をかくのには、2つの理由があるんです!なので先ほど書いたように、こまめな水分補給が必須です。
汗も発熱した体を冷やすために必要なのですが、そのままにしておくと体が冷え過ぎてしまい風邪が長引く原因になってしまいます。また、汗でべたべたで不快になり、泣き止まなくなったりと、赤ちゃんの機嫌も悪くなってしまいます・・^^;
汗はこまめに拭き取ってあげるようにしましょう。
そして38度以下の熱になったら、温めのお風呂に入れてさっぱりさせてあげるのも良いですね^^
夏風邪は悪い事ばかりじゃなかった?!
体に害のあるウイルスをやっつけて、ちょっとずつ強くなっていく赤ちゃん。
なんと風邪が治ったら、「歩けるようになっていた!」とか、「しゃべれるようになった!」という赤ちゃんも、結構多いらしいです。抗体ができて肉体的に強くなったことで、発達が促されるのでしょうかね〜(^^)
「また風邪引いちゃった~」とガックリするより、「これが治ったら、次は何ができるようになっちゃうかな♪」とドッシリ構えてあげましょうね!
まとめ
何をしても愛しい赤ちゃん。「辛そうにしている夏風邪は、見てるコッチまで辛くなってきちゃう」というのが、普通の親心だと思います。なるべく引かせないようにするために、コチラをしてあげてください。
- ウイルスを体に入れない。うがい、手洗いで予防しよう!うがいのできない赤ちゃんは、お茶を飲もう!
- エアコンは控えめにする。室温を下げすぎないようにし、室外の温度差が響きにくい服装にする。
- 免疫力をつけるものを食べ、低下させないようにして、「風邪を引きにくいからだ」を作る!
そうはいっても、30%の確率で引いてしまうそうですよ・・・赤ちゃんの夏風邪は、一度引いてしまうと長引くもの。なるべく長引かせないためにも、
- こまめな水分補給を心がける。
- 体を適度に冷やして、発熱したからだを楽にする。
- ゆっくり眠れるように、室温に気をつける。
- 十分な栄養をとる。
- 汗の始末はしっかりと!
これらに気をつけ、病気で辛い体や心をできるだけ楽にしてあげましょうね!「風邪が治ったら、ひょっとしたらコレ、できるようになっていたりして~」と、ママも気持ちを明るく持って、夏風邪と闘えると素敵ですね!^^
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