「夏に風邪を引く人はバカ」って言われたりしますが、実は珍しくないほど多い夏の風邪。症状は冬に引く風邪とそこまで変わらないんですが、特徴として、下痢になりやすいのです!
「そういえば・・・」って思い当たる方もいるのではないでしょうか。「いつまで続くんだろう・・・」ってちょっと心配になっちゃう夏風邪の下痢、どう対処すればいいか?などを詳しく、調べてみました!
夏風邪自体の対策は色々とあるのですが、その他の情報ってなかなかなかったりするんですよね・・^^;
- ズバリどの位下痢は続くの?目安は?
- 夏風邪を引く理由は何?
- お腹を下した時に意識すべき事!
- オススメの食べ物って何?
- 下痢が治らない時の5大対策まとめ
- 意外と忘れがちな注意点も!
などもまとめているので、あまり知らていない全貌をチェックしちゃいましょう!
夏風邪の下痢はいつまで続く?
普通の夏風邪の下痢は、冷たいモノのとりすぎを控えて、体を冷やしすぎないようにすれば他の症状と一緒に長くても1週間以内にはおさまるものです。
もう少し詳しく説明しますと、年齢層によってウイルスに対する免疫力が違ってきます。
- 成人 ⇒ 約2,3日
- 子供 ⇒ 約5日〜7日
というケースが多いので、1つの目安にしてみてください!
個人差や程度によっても変わってきますが、それ以上ずっと治らないという場合は、後ほど紹介する方法を試してみてください!
通常の下痢はいつまでなの?
今回のケースに限らず、一般的な下痢の場合は、
- 1〜2週間 ⇒ 急性の下痢
- 3週間以上 ⇒ 慢性の下痢
と分類されています。
急性の場合は腹痛も伴うケースも少なくないので、どうしても我慢出来ない場合は医師に相談してみてください。
何となくですが、「夏風邪の下痢って、食べ物と関係があるんじゃない?」って思ってたりしませんか?実は私は思っていました(^^;)
だって、スイカやら冷たいアイスやら、「おなか冷えて下すよ!」と言われながら食べていたような気が・・・(意地汚く食べ過ぎていただけ?笑)
でも、実は夏風邪の原因には立派な理由があったのです!!
夏風邪の原因は何なの?
夏風邪の原因は、冬の風邪と同じようにウイルスなんです。
そして夏風邪のウイルスは冬風邪とは違い、高温多湿で繁殖します。夏は、ついついエアコンで体を冷やしてしまったり、冷たいものを食べたり飲んだりして意外と体が冷えちゃってるんです。すると、体に疲れがたまって体力が落ちてしまうんですよね・・^^;
そこへ原因となる、
- アデノウイルス(あらゆる風邪を引き起こす一般的なウイルス)
- エンテロウイルス(腸管で増え手足口病や、ヘルパンギーナも引き起こす)
が、おなかに住み着いて腸で繁殖するので、それを追い出そうとするために下痢になってしまうのですね。
なのでくれぐれも、体力を落とさないように、エアコンの温度や食べるモノにも気を付けるようにしましょう。おばあちゃんの口癖ではないけれど「おなかを冷やしちゃいけないよ」!
おばあちゃんの知恵袋、恐るべしですね(笑)
下痢になったら、どうすればイイの?
夏は、クーラーで体が冷えたり、暑くて食欲が落ちたりして、意外にも体がグッタリと弱っている事が多いんです。そこに、この夏風邪のウイルスがとりつくと、夏風邪にかかってしまうというわけ。
夏風邪の下痢の時は、
- 下痢止めをなるべく飲まない
- お腹にいるウイルスを体の外に出す
などをすると、早く治すことが出来るそうです!
後は、おうちでちょっとした時間に、下痢止めための運動をしてもイイのかもしれません。
これなら簡単で、すぐにできそうですよね〜レッツトライです!^^
危険な病気の可能性も!
「アレちょっと待って、ウイルスってそんなに長く住み着くの?もうずっと、下痢が治まらないんだけど?」って思っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。
3週間以上も(!!)下痢の症状が続く場合は、ちょっと夏風邪のほかの原因も考えられます。
たまった疲れや睡眠不足、崩れた食生活、様々なストレスなどで
- 過敏性腸炎症候群
- 潰瘍性腸炎
- ポリープ
など、色々と心配な病気の可能性もあるかもしれません。
長引く下痢に不安なときは、お医者さんにきちんとかかるようにしましょうね!数週間も続いていると、「いつまでに治るの?」というレベルを越しちゃっていますからね。。
本当に体は大事ですで・・^^;
何を食べればイイの?
下痢の時は、おなかに優しい消化のいいものをとるようにしましょう。冷たいドリンク、食べ物はできるだけ避け、おかゆや野菜スープなど、栄養があって、かつ消化しやすいモノがおすすめです。
うどんは意外にも消化が悪いそうです。気をつけてくださいね!
脱水症状にも要注意!
冷やしすぎない水分を十分にとって、体力を落とさないようにしてくださいね(^^)v
5つの下痢が続く時の対策まとめ!
さて、夏風邪の下痢について原因や怖さがわかってきたところで、その対策を5つまとめちゃいますよ!
ご自身に合いそうな対策を試してみてくださいね〜
①下痢止めを服用する
下痢がなかなか治らないと不安になりますが、夏風邪の下痢は、さっきも書いたようにウイルスを出し切らないと収まらないので、基本的には下剤の服用はおすすめしません。
ただし、
- 体力がどんどん奪われていくような激しい下痢
- ほかの風邪症状が治まっても長く続く
という場合には、下痢止めを飲んで症状を抑える事が必要になります。
必要以上に下痢が続いたり、体力が落ちるような場合にはお医者さんにかかることが一番です。「下痢くらいで」とか「風邪ぐらいで」とか言わずに、お医者さんに行って症状にあったお薬を処方してもらいましょう(^^)v
②夏バテにならないようにする
一番大事なのは風邪を引かないようにすることです。エアコンの効かせ過ぎや冷たい食べ物の取り過ぎなどで夏バテ状態になっちゃうと、体のバランスが崩れ、ウイルスが入り込みやすくなります。
規則正しい生活や、エアコンの温度設定に注意して体調を整えましょう。
意外と寝ているときにお腹を出して寝ちゃう人は、寝冷えも1つの原因になっています。寝ているときにも部屋を冷やしすぎないように気をつけましょうね!
朝起きたら、「何か喉が痛い・・」ってなると、テンション下がりますモンね。。
③腸内環境を整える
下痢の予防には、下痢のウイルスに負けない健康なお腹を作ることも大切です。腸の中の善玉菌が悪玉菌を退治してくれると、下痢になりにくくなります!
腸内環境というと、ヨーグルトがおすすめですね。でも、冷蔵庫から出した冷たいままではおなかを冷やしてしまうので、ちょっと室温にしてから食べるといいでしょう。
腸にいい乳酸菌は、整腸剤で手早く補うこともできますね〜!
④ゆっくり休む
長期的な対策で言うと、やはりウイルスに負けない体作り。ストレスを発散させ、ため込まないことや、十分な睡眠をとり体力をつけておくことが大事です。
とはいえ、夏の夜は暑くて寝苦しく、イライラするし睡眠が細切れになったりもしますよね・・・。
夜にエアコンをガンガンと冷やしすぎて体が冷え過ぎてしまうことも夏風邪の原因なのですが、あまりに暑くて寝苦しいときには、タイマーセットして軽く冷房をかけることも有効と言えます。
後は、熱目のお湯にゆっくりつかって体をほぐすと深く眠れるし、疲れもとれますよ!
赤ワインにショウガを入れて暖めたものを軽く一杯飲むのも、免疫力を高め体を温めるのに効果的。とにかく、ゆっくり、質のいい睡眠をとることが大切です。
⑤しっかり水分を補給する
夏はどうしてもたくさん汗をかくもの。風邪を引くとウイルスを退治するため熱が出たり、汗が出ちゃいますよね。
そして、先ほどお話ししたように下痢までしてしまったら脱水症状を起こす可能性が高くなってしまいます。風邪を引く前からも、夏バテ防止の意味でも十分な水分をとるようにしましょう!
でも、だからと言って、冷たい水やジュースは体を冷やすので風邪や下痢の原因になってしまいます。
- 室温の水分
- スポーツドリンク(糖分が多いモノは要注意)
- 経口保水液
などを上手にとりましょう!
こまめなうがい&手洗いも忘れずに!
夏風邪のウイルスは高温多湿が好き、ジメジメした暑い日本の夏は、夏風邪ウイルスがいっぱいなんですよ・・(´;ω;`)
なので、外から帰ったらうがい手洗いをし、体の中にウイルスを入れないようする事が大事!下痢症状の時は特に手洗いを丁寧にし、体から出たウイルスをまた取り込まないように気をつけましょうね〜
後、細かいですが、トイレはふたを閉めてから流しウイルスの飛び散りを防いだりするのもイイですよ!
まとめ
高温多湿で増える夏風邪のウイルスが寝不足や冷えすぎで弱った体にとりつき、夏風邪を引き起こしますことが分かりました。お腹に住み着き、下痢症状を起こしてしまうんですね。。
まずは消化のいいものを食べ、水分を十分にとり、よく休んでウイルスと戦うようにしましょう。おなかに住み着いたウイルスが出て行かない限り下痢の症状は落ち着かないので、焦って下痢止めを飲んだりせず自然とウイルスを外に追い出すようにさせましょう!
でも、何週間も下痢が長引いたりする場合には、きちんとお医者さんで調べてもらってくださいね!
普段からエアコンの温度を下げすぎたり、冷たいものをとりすぎたりせず、十分に睡眠をとって、夏風邪ウイルスに負けない体を作っておくことが大切です。そして、うがい手洗いをしっかり行い、ウイルスを体に入れないようにしましょう!^^
私も気を付けなければです(笑)
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